【機能リリース】obnizOS 3.5.0を正式リリース & 新機能/サービス・仕様変更のご案内

本日、obnizOS3.5.0をリリースしました。OSリリースに伴う、新機能/サービスおよび各種変更点をご案内します。

obnizOS 3.5.0以降、追加された新機能

OSの新機能

  • Wi-Fi MESH 新規サポート [要プラン契約]
  • 3G/LTEに対応(モデムへの接続が必要)
  • 複数種類のネットワークのフェイルオーバーに対応
  • WPA2 エンタープライズに対応
  • WPSに対応
  • システムのコンポーネント化(動的回路構成設定に対応)
  • Wi-Fi設定時の、接続失敗理由/エラー内容の表示に対応
  • デバイスの出すWi-Fiへの接続方法を変更(詳細は後述
上記のほか、多数の新機能追加・機能改善を行いました。
対象OS、新機能の一覧・詳細は、以下の記事をご確認ください。
obnizOS3.5.0をリリースしました

クラウドの新機能・サービス

*[要プラン契約]:別途プラン契約が必要なサービスです。ご希望の際は弊社までお問い合わせください。

ご注意いただきたい仕様の変更点

OS3.5.0以降、機能の追加や操作/設定方法の変更があります。ご利用のOSのバージョンにより、設定方法・操作方法が異なりますので、ご注意ください。以下に重要な変更点について記載します。

デバイスの出すWi-Fiへの接続方法の変更(対象:全製品)

ブラウザからネットワーク設定をする際の設定画面のURLが、OS3.5.0以降 http://192.168.254.1/ へ変更となり、ブラウザが自動で立ち上がるようになりました。

また、設定ページへはパスキー(PassKey)でのログインが必要です。
ログイン方法やデフォルトのパスキーについては、ドキュメント(ブラウザから設定) をご確認ください。

その他デバイス設定の書き込み方法など各種機能の追加と変更があります。詳しくは以下のドキュメントをご確認ください。

ドキュメント: 設定

Factory Resetの廃止(対象:ディスプレイのある製品)

起動時オプションの「Factory Reset」(出荷時状態へのリセット)を廃止し、保存されているWi-Fiのパスワードなどの情報を全消去する「Clear Setting」に変更しました。

ドキュメント: 起動時オプション

QRシールの仕様変更(対象:BLEゲートウェイシリーズ、その他)

8月以降の製造分より、製品に貼付するQRシールの仕様を変更します。
詳しくは以下の記事をご確認ください。

デバイス登録用 QRシール仕様変更のお知らせ

コンソール内のナビの配置が変わりました

開発者コンソールのナビゲーションの配置を一部変更しました。

<主な変更点>

  • チームの作成/切り替え:左サイドメニュー上部へ変更
  • 個人のアカウント情報:右上のアイコン内から常にアクセス可能に
  • 左サイドメニュー:デフォルトでメニューを閉じた状態に変更