機器のIoT化をobnizで実現

1. 少量多品種でも低コストでIoT化

同じ機種が数万台存在する場合と比べて、1台~1,000台しかない場合やセンサーやバージョンが異なるものが複数ある場合は、そもそものIoT開発にかかるコストが見合わない上にそれぞれのカスタム開発に費用がかかります。

  • (例) 植物管理用に5箇所のデータしかいらない
  • (例) 既存機器が3種類あるが同じ管理画面で管理したい
  • (例) 何をするかを考える上でまずはつなぎ、カスタムしながら考えたい

obnizであれば、センサーや機器に対して接続だけしてしまえば、あとはクラウド側の開発となります。クラウドのソフト開発で多く完了できるため、早く安く開発できます。少ない台数であってもコストに見合う開発費で開発が可能です。また、ハードウェアの種類やバージョンの違いもクラウド側で管理できます。その後の操作を変えたい、データ取得の頻度を変えたいとなっても現地に行くことなく、その瞬間にクラウドから更新が可能です。OTAの必要もなくすぐに新しいソフトウェアが利用できます。

2. クラウドから操作可能なIoTでメンテコストを削減

obnizは双方向かつリアルタイムな操作が可能な仕組みです。ログをサーバーに保存するなどのアップロードが多いIoTにおいて、obnizであればサーバー側から任意の操作がいつでも可能です。

  • (例) リレーにより異常が起きた機器の電源をリセットする
  • (例) サーマルカメラを起動して向きを変えて撮影する
  • (例) ファンを起動して換気を開始する
  • (例) RS232やRS485に任意のコマンドを送信して操作する

固定IPを持たないような環境であってもobnizであれば双方向通信が可能です。これにより今まで人が行って行っていたメンテナンスを人を行かないで行ったり、対応までの時間を早める、または完全に自動化することさえ可能となります。データアップロードしか行わないIoTと異なりコストを抑えたり顧客サービスを向上させられるIoTが容易に実現できます。

3. 試作(PoC)はそのままプロダクションへ

試作は速度を優先で、プロダクションは安定性や価格を優先に設計が行割れることが多いですが、obnizはどちらにも利用していたけるサービスです。試作で要求される開発の早さとトライアンドエラーのやりやりさを持ち、プロダクションで発揮されるソフト開発工数の少なさと、メンテナンス工数の少なさを持ちます。また、obnizOSが動作するプロセッサは選択できます。obnizで一度ソフトウェアを作ってしまえばobnizOSが動くプロセッサを変えても同じソフトウェアで利用できるため、プロダクション時はより小さく安いプロセッサを利用し、作ったソフトはそのまま ということが可能です。

obniz活用事例 介護装置の監視

ティーケー・ホームソリューションズ・ジャパン株式会社(旧社名:ティッセンクルップ・アクセス・ジャパン株式会社)では介護装置のIoT化にobnizを使い、バッテリーの電圧監視による劣化予測、遠隔でのエラーの確認や遠隔でのメンテナンスなどを行えるシステムを構築し、実際に実証実験も開始しています。

IoT化が行われていないデバイスではユーザーからの問い合わせに訪問で解決する必要がありますが、ネットワーク経由で確認することでそのサポートコストを下げ、遠隔メンテナンスが行えればユーザーの利用体験も飛躍的に向上することが可能です。

プレスリリースの確認

利用開始にあたって

開発リソースがある場合

obnizトップページ より利用手順をご確認ください。ライセンス込みのobniz Boardを利用していただければすぐに開発が可能です。

開発サポートが必要な場合

obnizではハードウェア・ソフトウェアそれぞれにおいてパートナー企業があります。製品に接続するための基板の開発、またはそれをクラウド側で管理するためのクラウドソフトの開発を委託することが可能です。パートナーのご紹介などを希望される場合はお問い合わせまでご連絡ください。