ツイートすると喜ぶロボット

【アプリ版】ツイートすると喜ぶロボット [ IFFFT連携 ]

今回やること

Twitterで特定のハッシュタグを使ってツイートすると、喜んでくるくる回るロボットをつくります。

この記事では、obnizのアプリ(App)として作成する方法をご紹介します。

obnizのアプリは、作成したアプリを公開し、他のユーザーに配布することができます。アプリについて詳しくは ドキュメント をご覧ください。

用意するもの

*この記事は、AI Robot Kitを使った製作例です。

  • AI Robot Kit
  • 電源
  • スマートフォン or PC

組み立て方

ガイドに従ってロボットを組み立ててください。

プログラム

今回作るシステムの流れは以下の通りです。

  1. あるアカウントから特定のハッシュタグをつけてツイート
  2. IFTTTを通してアプリのWebhook URLを叩く
  3. プログラムが実行され、ロボットが喜ぶ

アプリの作成

プログラムを動かすアプリを作ります。作ったアプリは配布可能で、各デバイスにインストールして実行することができます。 (詳しくはアプリ – obniz Docs をご覧ください)

アプリを自分で作らずにまず実行してみたい方は、すでに作成済の以下のアプリをインストールして動かしてみましょう。
ツイートすると喜ぶロボット

インストール方法は、アプリのインストール – obniz Docs や次節の アプリをデバイスにインストールする をご覧ください。

 

obnizのコンソールに移動し、「アプリ開発」→「新規作成」を押します。

 

 

上のタブから「ブラウザアプリ(ブロックプログラム)」を選択し、「obniz Board/1Yを使うテンプレート」からEmptyを選びます。

 

出てきたウィンドウにお好きなアプリ名を入力します。そして、「アプリを作成」を押しましょう。

 

アプリ設定を編集します。今回作るシステムは、ツイートしたらIFTTTを通してWebhookを叩くことによってプログラムが実行されるため、「Webhookで実行」のところにチェックをつけましょう。

チェックをつけたら上の「プログラムを編集」を押して、「完成したプログラム」の章のようにブロックプログラムを作成してください。

 

以下のmove関数のところで、ロボットが喜んでいるように見えるように、Ai Robot Kitを左右に動かしています。

ここでの注意ポイントですが、最後の1文であるAi Robot Kitを止めることを忘れずに書きましょう。この1文を定義しなかったら、ロボットの動きが止まりません。

 

 

また、以下の部分で、クラウド実行している場合(Webhookが叩かれて実行している場合)、終了時に成功ステータスを出しています。

 

アプリをデバイスにインストールする

作成したアプリをデバイスにインストールします。コンソールのアプリ開発の画面に移動し、「インストール」を押します。

 

すると、インストールするデバイスを選択する画面に移動するので、プログラムを動かしたいobniz Boardを選択します。

 

その後表示されるデバイス一覧の画面で、「アプリを開く」の横の三角をクリックし、「Webhook URLの確認」を押します。

 

デバイスの設定画面が表示されます。「クラウド実行 起動きっかけ」の項目にある、「Webhook URL」を控えておきます。後ほどIFTTTとの連携の際に使います。

 

IFTTTでTwitterと連携する

ツイートをきっかけにプログラムを実行するために、IFTTT というサービスを用います。IFTTTとは、任意のWebサービス(アプリ)をきっかけに、任意のWebサービス(アプリ)を実行させるサービスです。

任意のサービスをトリガーに出来ますが、ここでは初めからIFFFTで提供されている「自分があるハッシュタグを用いてツイートしたら」を使ってみましょう。

 

Top画面のExploreの横にあるアイコンをクリックすると(この場合はobnizアイコン)、その中にCreateがあるのでそれを選択します。

 

こちらの画面に推移するので、ThisをクリックしServiceの中からTwitterを選択します。

 

 

「New Tweet by you with hashtag」を選択します。

 

 

トリガーにするツイートのハッシュタグを聞かれるので、「#obniz」と設定します。

 

次にThatの部分ですが、ここではwebhooksを選択すると以下のページが出てきます。

 

URLのところに、先ほど控えたWebhook URLを貼り付け、上記の設定で作成してください。以上で完成です。「#obniz」というハッシュタグをつけてツイートをすると、ロボットが喜びます。

IFFFTの設定やobnizプログラムによって様々な拡張ができるので、ぜひ色々なことに挑戦してみてください。

 

完成したプログラム

作成済みのアプリ ツイートすると喜ぶロボット のプログラムと同じものです。