排泄予測デバイス『DFree』法人用で『obniz BLEゲートウェイ』稼働中

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社が企画・開発・販売している世界初の排尿予測デバイス『DFree』の法人用タイプ『DFree Professional』のBLEゲートウェイとして弊社製品が採用され、同年6月より全国の介護施設を中心に利用されています。

介護の負担をIoTで軽減

さまざまな身体状態の被介護者が同じ空間にいる、介護施設や医療機関。排尿予測デバイス『DFree Professional』なら、膀胱の膨張・収縮度合を超音波センサで常時検知してデータを可視化させ、ご利用者それぞれの排尿タイミングや傾向を1台の携帯端末から確認できます。obnizは、超音波データの高速で頻回な通信を安定化させる環境構築も実施し、『DFree Professional』 の機能を裏側から支えています。

『DFree(ディー・フリー)』とは
超音波センサーを用いて膀胱の変化をとらえることで排尿タイミングが分かる、世界初の「排泄予測デバイス」です。従来の排泄ケアでは困難だった、被介護者それぞれの状態に合わせたケアをさらにサポートし、ご本人のQOL(生活の質)向上と介護者の負担軽減を実現できます。

ゲートウェイによる複数機器のクラウド接続を実現

施設にobnizのゲートウェイを設置することで、周辺にある複数台のDFreeに自動で接続。高頻度な超音波データもDFreeのシステムへ安定的に送信します。ゲートウェイを施設に設置した際に必要になる遠隔での状態管理や設定の変更などもobniz Cloud上で提供されています。


『DFree Professional』
排尿予測で、介護現場の生産性改善と自立排泄の実現へ
●端末に届いた「そろそろ通知」「でたかも通知」を確認し、被介護者のトイレ誘導やパッド交換を行い、自立排泄を促します。
●膀胱データや排尿時間のグラフで傾向を把握でき、排泄ケアや体調管理の検討と改善を行えます。

<事例> 某特別養護老人ホーム ご利用者様
・70歳女性:要介護度3 / 認知症あり / 尿意はあいまい / 日中はパット、夜間はオムツを使用

・介護士が、『DFree』のデータを確認しつつ早めのタイミングでトイレ誘導を行い、ご本人の立ち上がり時の失禁を減らすことに成功。また、これまで食後にトイレ誘導を実施していたが、取得したデータを分析してからトイレ誘導を食事前に変更し、同じく失禁回数を減らすことができた。

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
超音波技術を活用した「排泄ケア、排泄領域のソリューション」として排便予測デバイスも既に開発中。
「家庭や介護施設での体調管理用モニタリングプラットフォームの開発・構築」も視野に入れている。
■代表者: 代表取締役 中西 敦士
■本社所在地: 東京都港区虎ノ門一丁目4番5号 文芸ビル5階
■設立: 2015年2月18日
■資本金:1億円
■事業内容: ​排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
■お問合せ/お見積りフォーム: https://dfree.biz/professional/contact.html