2019年12月17日より、新機能を追加した新たな公式デバイス「obniz Board 1Y」の販売を開始いたします。
※2019年12月10日、発売日告知のため記事の加筆・修正を行いました。
obniz Board 1Yについて
– スリープ機能搭載、単3電池で1年間動作
obniz Board 1Y の最大の特徴は、指定した時間やきっかけまで動作を停止する「スリープ機能」を追加し、低消費電力状態で待機できるようになった点です。
「定期的な温度計測やカメラ撮影」「人を検知したときだけ起動して通知」など、アクション時にのみ起動することで、電池のみで1年以上の稼働を維持することができるようになります(稼働期間は起動頻度に依存します)。
サーバーレスイベントなどと組み合わせれば、電池のみで様々なアプリケーションが開発可能となります。
消費電力 | スリープ時 20-30uA |
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動作目安 | アルカリ乾電池3本で6時間ごと30秒の稼働で1年 |
起動のきっかけ | 以下のいずれかでプログラムから設定可能 ・分単位の経過時間・IO0 の ON→OFF または OFF→ON の変化 |
– クラウド接続を標準で
obniz Board 1Yは、クラウドへの接続を標準で提供いたします。クラウド経由での操作、ブロックプログラム・Pythonなどがすぐに利用可能です。(機能について詳しくは、料金体系をご参照ください)
<obniz Board比較表>
現行のobniz Boardとの変更点は下表の通りです(変更点のみ抜粋)。メインプロセッサやIO数など、下記以外のハードウェア仕様の変更はありません。
obniz Board | obniz Board 1Y | |
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写真 | ||
本体サイズ | w69.8*h36.3 (mm) | w66.6*h36.3 (mm) |
電源入出力ピン | J1ピン | 5V・3.3V・ GNDのコネクタ端子 (J1ピンは廃止) |
ディスプレイ | OLED(白ドット 128*64) | STN+バックライト |
USBコネクタ | microUSB | USB TypeC |
平均消費電力 | 140mA | 120mA (DCDCコンバーターを採用) |
電源電圧範囲 | 4.3-5.5v | 3.3-5.5v |
その他機能 | [新規追加] ・スリープ機能 ・サブプロセッサによるメインプロセッサの監視・制御機能 | |
ハードウェア詳細 | 現行のobniz Boardのスペック | obniz Board 1Yのスペック |
– 販売時期・場所
2019年12月17日(火)より、obniz公式ストアや弊社の販売パートナーより販売開始予定です。