「STEAM教育 EXPO」出展レポート

株式会社obnizは、2021年5月12日から14日まで『教育 総合展(EDIX) 東京』で開催された「第2回 STEAM教育 EXPO」にて自社ブースを初めて出展しました。本記事では、弊社出展の様子をダイジェストでご紹介します。

「STEAM教育 EXPO」

近年、先進諸国の教育は「STEAM教育」が主流となっています。日本では文部科学省の方針により、小・中・高等学校におけるICT環境の整備や情報教育の推進と共に、この「STEAM教育」の理念に基づく学習指導も推奨されています。

「STEAM教育 EXPO」とは、STEAM教育で求められるプログラミング、ものづくり、理科・科学実験、AI、ロボット、VRなど先端技術を用いた最新の教材や教育システムを間近に見られる展示会です。リード エグジビション ジャパン株式会社が2010年から主催する日本最大の教育系展示会『教育 総合展(EDIX)』にて開催されており、今回で第2回目となりました。
※スタート当初の名称は『教育ITソリューション EXPO』

今年の『教育 総合展(EDIX) 東京』は東京ビッグサイト青海展示棟を会場として、「STEAM 教育 EXPO」をはじめ、「ITソリューションEXPO」「学校施設・サービスEXPO」「保育・幼稚園ICT化EXPO」「人材育成・研修EXPO」が同時開催されました。官公庁や教育委員会、自治体の担当者、各種教育機関や団体の教職員、民間企業の社員など3日間で合計10,010名が来場し、各エリアを熱心に視察していました。

obniz ブース

エリア内に大手教材や教育システムメーカーのブースが並ぶなか、株式会社obnizのブースには「これは何だろう?」と立ち寄られる方がほとんどでした。なぜなら、教育業界で弊社の知名度そのものはまだ高くないからです。
一方で、プログラミングやIoT開発、ものづくりにおける『obniz』のテクノロジーの強みに注目し、教育用途で利用なさる方が徐々に増えています。

ブース内では、弊社の存在や技術を初めて知る方々に向けて公式製品『obniz Board』シリーズや『obniz Starter Kit』、そして『obniz Cloud』の画面などをお見せしながら、機能とメリット、教育現場での事例をご紹介しました。同時に、約1,100名の方々にブース内外でパンフレットを受け取っていただけました。

小・中・高等学校でのプログラミングや情報教育の推進・強化を目的に、2020年度から2021年度にかけて学習指導要領が改訂されました。背景には、「Society 5.0」(深化した超スマート社会)の人材育成という日本政府の大きな方針があります。
Society5.0」はIoTやAI、ロボットなどの先端技術を活用しながら課題を克服し、価値あるものを創り、あらゆる人が快適に生きられる社会です。その実現には、特定の科目や学年だけで終わる教材や教育ではなく、社会で活躍する力を身に付ける教育が求められます。「STEAM教育」が推奨されている理由も、まさにそこにあります。

プログラミング体験から本格的なIoT開発まで対応できること、予備知識を問わず子供から大人までIoTや「ものづくり」に取り組めること、産業分野で幅広く活用されているテクノロジーであること、それら全てが『obniz』の強みです。
株式会社obnizは教育分野においても技術を惜しみなく提供し、次世代の育成を全面的にサポートしていきたいと考えています。

開催期間中に足を運んでくださった皆さま、誠にありがとうございました。
教育機関や教材メーカーでの導入をご検討の方は、関連情報をご参照ください。

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